cosmos1(コスモスワン)とcosmos2(コスモスツー)の違いと説明(TDB 帝国データバンク)
cosmos1(コスモスワン)とcosmos2(コスモスツー)の違い(TDB 帝国データバンク)
Cosmos(コスモス)は、銀行、リース、クレジットカード、消費者金融など金融業界必須の帝国データバンクの企業データベースです。
帝国データバンクとは、国内最大級の企業情報データベースを保有する企業であり、企業を専門対象とする日本国内最大手の信用調査会社です。
企業概要ファイルとして147万社分あります。
信用調査の「信用」とは、金融業界では代金の後払いをする取引のことで、これを「信用取引」と言います。
株式投資での信用取引が分かりやすい例かもしれませんね。
信用取引は、古くは8世紀のイスラム社会ですでに行われており、産業革命最中の1810年には世界初といわれる信用調査会社ペリー社がロンドンで設立されました。また1840年には、倒産情報などが掲載された月・週刊誌も発行されていました。
信用調査とは、企業と企業が取引する際に、取引相手のことを知るために行う調査です。
たとえば、A社がB社と新規で取引をする場合、B社に支払い能力はあるか、債務超過に陥っていないか・・・などといったB社の情報は非常に気になるところです。
しかし、A社がB社に対して、いきなりあれこれ聞いたりするのは、なかなか難しいことです。
そこで、帝国データバンクがA社の代わりにB社にうかがって、B社の経済状況に関する情報をはじめ、B社の長所や技術力など「信用」を裏付ける情報を集めています。
B社の経営上の課題を把握すると同時に、それを乗り越えるための施策や将来の展望についてもヒアリングしています。
A社とB社の取引がスムーズに進むためのお手伝いをするのが帝国データバンクの信用調査です。
話を戻しますと、帝国データバンクの情報を利用すれば、企業信用調査、マーケティング、取引先状況が分かります!あと与信管理の業務効率につながり、倒産情報や独自調査レポートも読むことができるんです。
調書を取れば、上場企業だけではなく、非上場の中小企業の決算書、経営者の趣味、性格、リーダーシップの度合いなどが評価されているレポートまで読むことができるんです!
帝国データバンクは、略してTDB(ティーディービー)と言います。
TDBで提供しているサービス
・企業概要データ COSMOS2 (コスモス ツー)
・企業財務データ COSMOS1(コスモス ワン)
以上が金融業界で利用するサービスですが、COSMOS2とCOSMOS1の違いが分からない人が多いので、その説明をしたいと思います。
COSMOS2とCOSMOS1の違い
COSMOS2は、「企業概要」データです
簡単に言うと、会社の住所、設立年月日、従業員数、取引銀行、仕入先などはもちろん、簡単な売上、当期利益、資本金などの財務データも見れます。
社長名や社長の出身校まで分かってしまうのが怖いですね、笑。
与信管理のほか顧客管理の基礎データとしても役立ちます。
フルデータ(1600円)と基本データ(1200円)の2種類があり、値段が異なります。
・フルデータ
主要情報がすべて表示されるので、ひととおりの企業の概要が把握できます。最大6期分の業績も収録。

・基本データ
収録情報のうち、企業概要、代表者、業績2期などの基本的な情報を取得できます。

活用事例
●与信管理のコストを削減したい。
●取引先1社1社細かく管理したいが、手間がかかりすぎる。
→ まずはCOSMOS2ですべての取引先の基本情報を取得して概要を把握し、注意が必要そうな先は信用調査するという二段構えの対応にしたことで、スムーズでリーズナブルな与信管理ができるようになった。
●新規開拓用のリストが欲しい。
→ COSMOS2に収録された全国の企業の中から、業種や規模・所在地など、ニーズに合わせた条件検索ができるので、ターゲットとなりそうな企業を簡単に抽出。しかも、商談前の基本情報として活用することができ、効率的に取引先を開拓できた。
COSMOS1は、「企業財務」データです
詳細な財務データをチェックすることができます。
上場・非上場企業の貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書などの財務諸表と、専門的な財務分析を収録。
取引先の財務構造の把握に役立ちます。
・財務諸表
最大で過去3期分を並列で表示。各科目の構成比率と対前期増加率も確認できます。

・財務諸表分析
企業の安定性・収益性・効率性などを判定するために算出された財務分析比率などを確認できます。
最大3期(単独・連結決算書)7500円
最新1期(単独・連結決算書)
最新決算月から5ヵ月以内 3000円
最新決算月から5ヵ月超 2500円
活用事例
●決算書データを使った分析をしたい。
→ エリアや業種・決算期・勘定科目・財務比率などを条件にしたさまざまな条件抽出ができるので、個別企業の財務分析だけでなく大量の決算書データを活用した統計分析までできるようになった。
●より精度の高い与信管理をしたい。
→ 企業概要データベース COSMOS2と組み合わせることにより、さらに多角的に取引先をチェックすることができるようになり、未然に焦付きを防げた。
●グループ単位でのマーケティングが必要。
→ 「企業連結財務ファイル」と、連結企業データベース「C-tree」を組み合わせることで、グループ単位での営業戦略立案や、顧客管理が実現した。
COSMOS1、COSMOS2の表示、利用できるデータの範囲、仕様は利用する会社によって異なります
金融業界を複数転職した方ならご存じだと思いますが、COSMOS1、COSMOS2は、各金融会社によって異なるので、営業職員が利用できるデータも異なります。
基本的にどの会社でもCOSMOS2は利用できますが、基本データのみしか見れない会社もあれば、フルデータ利用できるところもあります。
仕様によっては、TDBの点数や売上、従業員数、都道府県等の検索条件を細かく指定して、ヒットした会社だけを表示することもできます。
私は32万社のデータをダウンロードしたことありましたが、3時間くらいかかりました(笑)データは、csvなので、いろいろ加工ができます。
ケチな会社だと、COSMOS2の基本データしか利用できませんでした(苦笑)
もし今回読んだ情報が役に立ったら、ぜひ応援クリックお願い致します→ビジネス英語 にほんブログ村








ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません