代位は英語でSubrogation(サブロゲーション)。銀行やリース会社の保証書に出てくる意味を超分かりやすく解説
ファイナンスでの代位(Subrogation)の意味
まずはよくある条文例を具体的にみてみましょう。よく保証書の条文内に代位という言葉が出てきます。
代位の含まれた保証書の条文例
保証人が本保証書に基づく保証債務を履行した場合、代位によって取得するいかなる権利(以下「担保権等」という)も、原契約に基づく債務者の債務が完済されるまでの間、リース会社の事前同意なしに実行しないものとする。リース会社が請求した場合には、その範囲において当該担保権等をリース会社に無償譲渡し、またはリース会社のために放棄し、これに必要な一切の手続を取るものとする。
この条文読んでも、なんのこっちゃ!?と意味が分からない方がほとんどだと思います。
一体、この条文は何を意図しているのでしょうか?
一部保証履行したケースを想定すると理解できる
例: 債務1,000万円のうち、保証人が300万円分を親会社A社(主債務者)に代わって弁済したとき、保証人は300万円の求償権を取得するとともに、代位により300万円の原債権を、元の債権者であるリース会社(残債権額700万円)とともに行使することができることになります。
「債権を行使できる」とは、期限が到来した場合、担保権の実行により債権回収を図ることができること等を意味します。
リース会社としては、望まない時期に担保権の実行をされたり、回収額を代位した保証人と按分しなければならないなど、手続きが煩雑になる不都合があります。
そのため金融機関との間においては、上記のような条件を付けて、保証人による一部弁済の場合には、保証人は代位により取得した権利の行使を放棄することが合意されます。したがって、代金の配当については元の債権者が優先されることになります。
さらに、ベトナムのように外貨送金に規制のある国では自由に海外送金できないケースもあるため、リース会社経由で残債権を回収してあげることも可能になります。
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以上代位の説明でした。








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