バイラテの意味 【金融業界用語】
「バイラテ」って、聞いたことありますか?
銀行、リース、商社などでよく使われる言葉です。
具体的な使い方としては、
Aさん「今度、三菱UFJ銀行から資金調達をすることになりました。10億円融資してもらう予定です」
上司「10億円は大きいね!シンジケートローンなの、それともバイラテ?」
Aさん「バイラテです」
みたいな感じで使われます(笑)
この会話を聞いていた新入社員の人は、
「バイラテって、コーヒー系の飲み物の何かで、カフェラテの親戚かしら?」
「それともラテを買うの?(ラテをBuyするの?)」
と思った方もいたかもしれませんが、全然コーヒーとは関係ありません(笑)
バイラテとは、バイラテラル(bilateral)の略で、日本語で簡単に言うと、相対取引、つまり、1対1の取引ということです。
バイラテラル(bilateral)の本来の英単語としての意味は、
「双方に関連するさま。2派の。2国間の」
となります。
バイラテ 使い方の解説
上記の例で言うと、資金調達は「三菱UFJ銀行のみから行う」という意味になります。
つまり、Aさんの会社と三菱UFJ銀行の2社間というわけです。
「バイラテ」なんて使わずに日本語で「相対取引ですよー」とか「1対1の取引です」とか、「三菱UFJ銀行からだけの調達ですよ」、みたいな感じで言えばいいのに、金融機関の人は、業界用語でバイラテというのが大好きなんです(笑)
おそらく単語的にかっこいいからだと思います(^^;)
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