指図権、指図権者の意味と英語での言い方
指図権、指図権者の意味
指図権とは「財産の管理を他人に委託する信託など特別な形で財産を管理する」際に登場します。
財産の権利者から依頼を受け、具体的な管理方法や処分の判断を財産の管理者あるいは経営者に対して『指図』する権利を指す。実質的に財産の権利者の委託を受け財産を管理する権限の一種です」
指図権者とは、その指図する人(法人)のことです。
指図権は、どのような場面で使われるのか?
利益追求を目的として財産を管理する証券投資信託を中心に昔から使われています。管理を委託された信託銀行などが直接投資判断をするのではなく、より投資の専門知識が豊富な投資会社などに指図権を与え、財産管理における関係者として組み入れます
似た方法として、例えば信託銀行が代理人を選任して投資判断をさせる場合があります。
しかしここでは原則として信託銀行がいつでも代理人を解任できます。
一方、指図権を設定した場合、指図権者は信託銀行から独立した存在となるため、信託銀行に対する監督権限を持つことが特長です。
指図権を設けるメリット
信託銀行は財産管理の専門家ですが、特定分野の投資では各方面により詳しい専門家がいるはずです。指図権を設定すれば、信託銀行は財産全体の投資動向の総合的な管理に専念できます。
ただ、指図権は指図できるだけです。
重要なのは最終的な責任が指図を受けた財産の管理者側にある点です。
管理者は専門家である指図権者の指図に従っていればいい訳ではありません。
指図を受けても自身の責任と判断で対応する必要があります。
医師からアドバイスを受けても、どのような治療を受けるかは最終的に自己の判断と責任で決めなくてはいけないという認識と近いです。
英語で指図権、指図権者は何と言う?
指図権は、the authority to give instructions
指図権者は、A person with the authority to give instructions
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