KPIの意味と使い方
KPIは(Key Performance Indicator)の略称で、日本語では「重要業績評価指標」と言われます。経営にはさまざまな種類の業績評価指標が使われますが、KPIはその中でも「キー(重要な)」となる指標で、目標の達成に向かってプロセスが適切に実行されているかどうかを計測する役割があります。
ポイントは、プロセスです!
KPIの対語になるのが、「KGI」。KGIとは、Key Goal Indicatorの略で、日本では「重要目標達成指標」などと訳されます。KGIは、組織やチームで設定した最終的な目標そのものである「最終ゴール」であり、そのゴールまでの「過程」を測るための中間的な指標がKPIです。
具体的には、KGIが「売上高、前年比50%増」とした場合、「訪問件数」「電話件数」「新規顧客獲得数」「リピート率」といったものがKPIとなります。
もう1つの例としてサイトのアクセス解析では目標とKPIは次のように設定します。
・サイト目的:資料請求数の確保
・目標値:月間50件の新規顧客の資料請求数をサイトから得る
・KPI:検索エンジン経由のアクセスのセッション数
KPIの本当の生みの親は、歴史を紐解けばドラッカー氏だそうです。
KGI・KPIを設置する際には、明らかに達成困難な数値とならぬよう注意しましょう。
あまりに高い目標だと、現場や従業員たちは「そんなの無理に決まっている」「上は勝手なことばかり言って」と本気で取り組もうとせず、仕事に対するモチベーションが返って下がってしまいます。特にKPIは、過去のデータなどを分析し、短期間で必ず達成可能な正しい数値を設定するよう心がけましょう。
Key Performance Indicator = KPI
よく覚えておきましょう!
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