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ブルーオーシャン(Blue Ocean)とレッドオーシャン(Red ocean)の違いと意味

2020年10月28日

ブルーオーシャン(Blue Ocean)とレッドオーシャン(Red ocean)の違いと意味

両方とも思いっきりビジネス用語です。

金融、商社、投資会社などでよく使われる言葉ですね。

ちゃんと海外のビジネス界でも通用する用語です。(和製英語ではありません)

ブルーオーシャン(Blue Ocean)の意味

競合のいない市場(マーケット)、未開拓の市場のことです。

フランスの大学院の教授であるW・チャン・キムとレネ・モボルニュが、「ブルー・オーシャン戦略」という共著の中で2005年に提唱したビジネス用語です。

英語では、以下のような解説になります。

Blue ocean is a slang term created in 2005. The idea behind it is the referral to the vast marketing options that occurs when an unknown industry or innovation occurs.

Blue Oceanは、Blue Oceansと複数形で使用するケースもあります。

ブルーオーシャン戦略とは、競争者のいない新しい価値の市場を創造し、ユーザーに高付加価値を低コストで提供することで、利潤の最大化を実現する戦略です。

「ニッチ戦略」と違うので注意してください。

競合がいない点は似ていますが、ブルーオーシャンの方がさらにニーズがない市場を対象にしています。

ブルーオーシャンでは、競合がいないので、ただ単に楽に稼げる市場ではなく、「アイディア次第で今までにない利益が見込める有望な市場」であると言えます。

手付かずの市場において、いかにスピード感をもって自社独自のポジショニングを確立するかが重要です。

レッドオーシャン(Red ocean)の意味

競合企業や商品・サービスが乱立し、それぞれが顧客を奪い合う激しい競争が行われている既存市場を指します。

多数の競争者で激しい「血みどろ」の競争を繰り広げる既存の市場ということで、「赤い海」という意味になりました。

競合性が低く穏やかなブルーオーシャンとは反対語ですね。

英語では、以下のような解説になります。

Red oceans are all the industries in existence today – the known market space, where industry boundaries are defined and companies try to outperform their rivals to grab a greater share of the existing market. Cutthroat competition turns the ocean bloody red. Hence, the term 'red’ oceans.

レッドオーシャン戦略では、競合他社や競合サービスの分析、差別化などによって既存市場の中でさらなる売上の増加やシェアの拡大を目指します。

シェアの拡大と言っても、ゼロサムゲームというか、既存パイの食い合いになり、ただ顧客の奪い合いが行われているだけのマーケットです。

よっぽど素晴らしいアイデアか、低価格を武器に切り込まないと、なかなか新規参入は難しい市場ということです。

私はブルーオーシャン好きです(笑)