無原価資金の意味と解説、英語訳について
無原価資金の意味と解説、英語訳について
無原価資金って、聞いたことありますか?
読み方は「むげんかしきん」です。
この言葉も、銀行かリース会社、商社にいると、たまに出てきます。
ちなみに、他業界から来た人や新入社員は、「むげんかしきん」と聞くと、最初は頭の中で「無限化資金」!?なんだそれは!?と思うかもしれません(笑)「資金を無限にする」みたいな感じしますもんね。
無原価資金の意味
無原価資金の意味は、「調達コストがかからない資金」「原価がない資金」のこと言います。
よく出るパターンは、海外に現地法人を作って、手持ちの資本金で商売するケースの場合です。
つまり銀行からお金を借りないで済む間は、原価が無い、つまり無原価ということで無原価資金と言うわけです。
リース会社は、通常、銀行から借り入れをして商売するビジネススキームですが、現地法人設立したての場合は、資本金があるので、借入をしません。ですので、例文としてよく言われるのが「まだ無原価資金で商売できているから、もっと契約高を伸ばさないと!」みたいな感じです。(要するに、銀行借入が必要になるくらい商売を取れ!ということです。
あと、利益剰余金みたいな内部留保(税引利益-配当等の社外流失)は、無原価資金と言えますし、リアルに金利ゼロで資金調達できた場合も無原価資金と言えるでしょう。
金利ゼロで資金調達できるケースって、政府系の金融機関から無利息で借りたりというパターンでしょうね。
無原価資金の英語訳
あまり英語で使う機会はなくて、私も聞いたことがありませんが、
・リアルに金利ゼロで資金調達できた場合は、zero cost funds, Zero-cost funding
・「調達コストがかからない資金」「原価がない資金」つまり、資本金で商売するケースでしたら、doing business under capitalとか、doing business within capitalみたいな感じですね。
状態によって変わるのが英語の「無原価資金」です。
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