CAGRとは何か?読み方と意味と解説
CAGRとは何か?読み方と意味、計算方法の解説
CAGRとはcompound average growth rateの略でして、日本語では、「年平均成長率」という意味になります。
分かりやすく言うと、過去数年の成長率から1年あたりの平均成長率を複利ベースで割り出したものです。
CAGRの読み方は、「シーエージーアール」です。
計算式の仕方ですが、例えば以下のような場合
| 年 | 売上高 | 昨年比a | 昨年比b | CAGR | |
| 2017年 | 100 | ||||
| 2018年 | 110 | 110.0% | 10.0% | ||
| 2019年 | 130 | 118.2% | 18.2% | ||
| 2020年 | 136 | 104.6% | 4.6% | ||
| 2021年 | 148 | 108.8% | 8.8% | ||
| 10.4% | 10.3% | ||||
| =+1.48^(1/(5-1))-1 | |||||
式は(148 ÷ 100) ^ {1 ÷ (5 – 1)} – 1 = 10.30%です。
2021年度の148を2017年度の100で割ります。それが1.48。
^ → べき乗から右側にある5は、5年間のことです。
ハットキャレットと読みます。
その1.48に対して、5年間-1した4を使い、1÷4をします。
そこから1を引いたものをべき乗します。
公式を書くと
(最新年度の売上 ÷ 初年度の売上) ^ {1 ÷ (年数 – 1)} – 1
年10.30%で複利計算すると4年間で100が148になります。
ちなみにExcelで1年当たりの前年比(昨年比)を出してから、その前年比の平均を求めたものが10.4%ですが、CAGRとは少し違うのが分かると思います。
なぜならば、CAGRは複利ベースだからです。
(ですので計算では「べき乗」を使用します)
計算方法にはご注意ください。
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