ALMとは、アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)のこと。その意味と解説
ALMとは、アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)のこと。その意味と解説
ALM(エーエルエム)とは、アセット・ライアビリティ・マネジメント (Asset Liability Management)の略称であり、金融業のリスク管理の手法の一つです。
「総合的な資産と負債の管理」のことであり、主に銀行や保険会社などの金融機関で用いられるリスク管理手法もしくはその総称です。
狭義には、市場金利に対する資産・負債の価値変動のリスク管理を表すことが多いです。
これは、一般的な金融機関の資産の大部分が債券などの金利感応的資産であり、市場金利の変動によって価値が大きく変動するからです。
リース会社の場合、資産は長期・固定金利運用が主であり機動的な調整が難しいですが、負債は長短銀行借入、社債等であり、調達方法による調整が可能となっています。
資産サイドは市場金利の変動による価値変動が少ないですが、負債サイドは市場金利の変動による影響が大きくなります。
会社によってALMの方針は異なり、例えば某リース会社では、短期変動金利借入をどれだけ長期固定金利借入に借り換えるか、または金利SWAPを使ってどれだけ調達金利を固定するかの方針策定が中心となっています。
長短金利差が開いているときは短期調達の比率を増やして利鞘を稼ぐことができますが、短期金利が急上昇すると逆ザヤとなるリスクがあります。
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