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金融での「腹貸し」ってどんな意味なのか?

金融での「腹貸し」ってどんな意味なのか?

リースや銀行、商社等でファイナンスの話をしているときに、「腹貸し」という言葉がたまに出てきます。

読み方は文字のごとく「はらがし」です。

腹貸しの本来の意味

調べてみると「腹貸し」という言葉は、フォーマルな言葉ではなく、「借り腹」(読み:かりばら)が正しいみたいです。

本来の意味は、「妻の卵子と夫の精子による受精卵を第三者の子宮に入れて、出産してもらうこと。ホストマザー。」ということで、代理母ということになりますね。

金融での「腹貸し」

特殊な目的でエンティティーを設立する時には、SPCやSPV(Special Purpose Vehicle(スペシャル パーパス ビークル))と呼ばれる特別目的会社を設立しますが、設立作業がかなり発生するためSPCの設立が面倒くさかったりします。

そのため、例えば海外でブッキングする必要がある案件があり、もしその会社に海外現地法人があった場合、そこの海外現地法人で単発・臨時で案件を契約してもらう方法もあります。

これが腹貸しです。

特にリース会社では、腹貸しは結構メジャーな傾向がありますね。

ということで、さらに分かりやすく言うと・・・

腹貸しは、案件を代わりにやってあげること

腹貸しとは、上記「借り腹」の説明であったとおり、代理出産ということで、お腹を貸して赤ちゃんを産んでもらうと言う意味ですが、ファイナンスや金融、リースの仕組みで腹貸しという場合には、案件を代わりにブッキングしてもらうことを意味します。

具体的な例で言うと、例えば日本のあるリース会社に航空機事業部があり、さらにそこの会社ではシンガポールに現地法人の子会社があったとします。

航空機事業部がシンガポールで案件のブッキングすることによって、税務上有利になったり、優遇制度をエンジョイできる場合、つまりメリットがある場合には、そのシンガポール法人に頼んで、案件のブッキングをやってもらうことになります。

腹貸しする方は、コミッションなり、フィーをもらうことによって、収益を得ることができますので、Win-Winの関係でしょうし、上記例ですと、同じ会社グループなので、やむを得ず対応するようなケースもあります。

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