オリジネーション(origination)の意味、知っていますか?
オリジネーション(origination)の意味、知っていますか?金融、一般ビジネス用語
突然、会議等で出てくる単語、それがオリジネーション(origination)です(笑)
分かっているようで、分からない、それも「オリジネーション(origination)」という単語です(笑)
あと会社や国によって、この言葉が好きなところがあったりしますので、転職された人は注意してください。
今回は、オリジネーション(origination)の意味について詳細に説明していきたいと思います。
オリジネーション(origination)とは
まず定番のWeblioで確認してみましょう。
Weblioでは、「発祥」という意味しかありません。
要はOrigine オリジン、起源という意味から派生させて訳を書いたと思いますが、ビジネス用語としては、全く不適当な訳で、こんな訳を見ても混乱するだけです。
ビジネスの世界では、オリジネーション(origination)とは
超簡単に言うと「成約高」「実行高」(案件組成高)という意味です。
使用例としては、
「過去最高のoriginationを計上」=過去最高の成約高(案件契約)を計上した=「過去最高の売上があった」と考えていただいて良いでしょう。
「originationを増強」=成約数数を増やす=売上アップに尽力する、という意味になります。
つまり、プロジェクトやスキームを組成するといった意味です。
一般ビジネスで、もやっとした状態でoriginationという言葉が出た場合は、この意味であることが多いです。
但しシチュエーションによって、オリジネーション(origination)という言葉の意味が異なってくるので、注意してください。
リース会社におけるオリジネーション(origination)の意味
私の経験上、この「オリジネーション(origination)」という単語が好きな国は米国(アメリカ)です。
アメリカのビジネス話ではよく登場します。
特に注意すべきは、リース会社での使われ方です。
ちょっと特殊な例があります。
originationという言葉から想像できるように、「オリジナル価格」、つまり「新品価格」という意味がある場合があります。
ある物件の新品価格が1000万円、中古価格が300万円だったとします。
つまり、今のマーケットバリューが300万円ということです。
ですので、この物件でリース契約が成約した場合は、通常ですと300万円の成約です。
但し、米国系のリース会社では、originationは1000万円、つまり成約高は1000万円としてカウントするというケースがあります。
origination、つまり“元々の”物件価値は1000万なのだから、成約もそれでカウントしようという決め事のようです。
(だからオリジネーションって表現を使っている!?)
日本の感覚で考えると、おかしなやり方なんですが、理由はよく分かりません・・・、成約金額を大きく見せたいということで、ムリヤリ決めたルール!?)
いずれにしてもリース業界関係者の方は、このような使われ方に注意してください。
上記の意味が分かっていないと、チンプンカンプンだと思います。
金融や投資話でのオリジネーション(origination)の意味
金融の話で例えばシンジケートローンを組成する時に、
・「オリジネーション・フィー」(origination fee 組成手数料)だったりとか
・不動産 ノンリコースローンのオリジネーション
・loan origination ローン開始時期
・loan origination fees 貸し付け手数料
ローンの創出業務なども「オリジネーション」と呼ばれます。
投資の話では、「M&Aや資金調達などの案件を打診・発掘・取得する活動のこと」になります。
例:
・M&A案件のオリジネーションからクロージング
・証券化オリジネーション
・国内LBO のオリジネーション
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