NilとN/Aの違い、読み方、使い分けとその意味
NilとN/Aの違い、使い分けとその意味
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します!
では、本題です。
英語で数字を使ったり、決算書を使ったりするお仕事をしていると、必ず出てくるのがNilとN/Aです。
英文会計のみならず、英文契約書にも登場します。
NilとN/Aは似ている感じなので、適当に使ってしまっている方も多いと思いますが、今回はこのNilとN/Aの違いについて、解説していきたいと思いますので、しっかり理解してください。
Nilの読み方と意味
Nilは「ニル」と読みます。
意味は、「無、(スポーツの得点で)零」
つまり、何も無し、という意味です。
例文としては、
The effect was nil.
効果はゼロだった.
The effect of the radioactivity is nil.
放射能の影響は皆無です。
となります。
N/Aの読み方と意味
N/Aの読み方ですが、「ノット アプリカブル」と言います。
N/Aは、「not applicable」の略なんです。
「n/a」と小文字で書く場合もあったり、「NA」とスラッシュを入れないで書く場合もあります。
意味は、「該当なし」。
つまり、Yes、noで答えらない場合に、N/Aと書きます。
例えば、申込書に自宅の固定電話の番号を記入する欄があったとしましょう。もし固定電話を持っていない人はその欄に “N/A” と書きます。
N/Aは「#N/A」として、Excelにも出てきますよね。
「#N/A」エラーは、数式の参照先に値が見つからない時などに表示されるエラーで、VLOOKUP関数を使った数式でよく見かけることがあります。
例えば、国別の現地通貨建て決算数値を作成していて、中国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、アメリカが表の中にあり、通貨表示をCNY、TWD、SGD、MYR、THB、PHP、USDとしていたとします。
この現地通貨建ての決算数値を日本円に換算したい場合、別のシートに為替レート表を持っておけば、VLOOKUP関数を使って一気に換算することができます。
もし現地通貨建て決算数値の中国元の記号はCNYなのに、為替レート表がRMBでしたら、検索値がマッチしないので、「#N/A」エラーが表示されます。
つまり、「該当なし」になるわけです。
NilとN/Aの違い、使い分け
まだ分からない人もいると思いますので、NilとN/Aの違いについて、ダメ押しの具体例を書きますね。
申込書など記載する際、記入不要の場合は空欄のままにしておくと、記入漏れと勘違いされることがありますので、N/AとNilを適切に使い分ける必要があります。
例えば、クレジットカードの申込書に配偶者の名前を書く欄があるとします。
もし申込者が独身でしたら、配偶者はゼロではなくて、「該当しない」と書く方が適切なわけです。
そういう時に「N/A」と明記します。
一方で、そのクレジットカードの申込書に「借金の金額」を記入する欄があるとします。
もし申込者の借金がゼロでしたら、「Nil」(ゼロ)と書けば良いわけです。
これでNilとN/Aの違いは、バッチリですね!
N/Aのもう2つのメジャーな意味
(1)ビジネスでN/Aというと「not available」という意味にもなります。
読み方は、ノット アベイラブル。
これ、よく使います!
スケジュールのアポイントの問い合わせがあって、「次の金曜日の16時から面談で大丈夫ですか?」と聞かれて、都合が悪い場合に「not available」(ダメです)と言います。
「not available」の意味は「都合が合わない」「利用できない」という意味です。
(2)N/Aが、no account 「口座なし」「取引なし」という意味に使われる場合もあります。私は、この表現に遭遇したことないですが・・・(笑)
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