ROFOとは何か?その意味と解説【M&A用語】
ROFOとは何か?その意味と解説
ROFO(Right of First Offer)は、日本語ではロフォと読みます。
意味は、簡単に言うと最初にオファーを受ける権利、つまり「優先交渉権」のことです。
優先交渉権とは、特定の買い手が他の買い手よりも優先して売り手と交渉できるという権利で、売り手が買い手に対して与えます。
株主間契約書(SHA)や合弁契約書(JVA)などに記載される条項です。
M&Aでは売り手に対して複数の買い手候補が現れる場合があります。
この場合、売り手側はこの複数の買い手候補の中から買収条件等を検討し、1社ないしは少数の買い手に対して他の買い手よりも優先して交渉する権利を与えることがあり、この権利を指します。
また、ある企業に対して共同出資を行っている場合には、他の株主に対して株主間で相互にこの権利を付与しておくことも多いです。
なおFirst Refusal Rightは、優先拒否権で、ある意味、優先交渉権の1つになります。
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