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消費者庁が2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう配慮していますが、もし問題のある表現がありましたら、適宜記事内のコメント欄等からご連絡いただければ幸いです。

参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

先買権(Right of First Refusal)とは何か?その意味と解説

2021年3月28日

先買権(Right of First Refusal)とは、ある株主が株式を譲渡しようとする場合、他の株主が自ら当該株式を優先的に買い受けることができる権利をいいます。

具体的には、ある株主が第三者へ株式を譲渡しようとする場合、それに先立って、譲渡先の氏名・名称、譲渡する株式の数および譲渡価格等を他の株主に対して通知する義務を負い、当該通知を受けた他の株主は、一定の期間中であれば、第三者への譲渡と同一の条件で当該株式を買い取ることができます。

なお、複数の株主が買い取りを希望することも想定されるため、そのような場合に備えて、各株主が買い取ることができる株式数は持株割合に応じて決定される等の規定が設けられることが通常です。

そして、このような先買権の行使によって買い取られなかった株式についてのみ、当初予定していた第三者への譲渡が可能となります。

 先買権は、投資家株主が他の投資家株主または経営者株主の行おうとする株式譲渡に対して行使できる旨が合意されることが多いですが、場合によっては、その逆に、経営者株主が投資家株主の行おうとする株式譲渡に対して行使できる旨が合意されることもあります。

なお、前者の場合のうち、経営者株主が行おうとする株式譲渡に対しては、投資家株主による先買権の対象となるほか、以下の共同売却権の対象となる旨も併せて合意されることがあります。

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