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参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

ペッグ通貨(peg currency)の意味と解説

2021年7月4日

ペッグ通貨(peg currency)の意味と解説

安定した価格を実現するように設計された通貨です。

ペッグ/pegは「釘で固定する」の意味です。

日本円や米ドルといった法定通貨、あるいは金やダイヤモンドなどの現物資産(の価格)と連動することで、価格を一定に保てるようにした暗号資産の一種です。

別名ステーブルコインとも呼ばれています(stableは「安定する」の意味)。

ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、ドルや円といった法定通貨と比較すると価格変動が激しくその実用性に課題があると一般的に言われています。

例えば、ビットコインやイーサリウムは法定通貨建てでの価値の変動が大きいことで知られています。

これは、ブロックチェーン技術がまだ新しく、仮想通貨市場が相対的に小さいことが原因と考えられています。

仮想通貨が広く普及する上でも価格の安定は大きな課題の一つとして考えられ、ステーブルコインはその課題を解決する通貨として考案されました。

ペッグ通貨(peg currency)の例、種類

法定通貨担保型

まず、法定通貨担保型のステーブルコインとは、裏付けとなる法定通貨に価格が連動するタイプの暗号資産です。仕組みとしてはシンプルで、その価格はペッグされた法定通貨とほぼ同じになります。したがって、担保となる法定通貨を発行している国の経済状況や世界経済・金融経済の動きによって、他の通貨との交換レートも変動するのです。また、基本的には担保となる法定通貨とステーブルコインは、1:1のレートでいつでも交換できます。

例:
「Tether(テザー。通貨単位:USDT)」:交換レートは1ドル=1USDTとなっており、1USDTは常に1ドルへと換金できると言われています。
その他、TrueUSD(TUSD)、Gemini dollar(GUSD)、Paxos Standard(PAX)、USD Coin(USDC)があり、その他にもユーロペッグのEURSなどが存在します。なお、日本でも日本円を担保にした、NEM基盤のステーブルコインLCNEMなどが開発されています(ただし、LCNEMは法律上、暗号資産には分類されない)。

暗号資産担保型

次に、暗号資産が価値の担保となっているのが、暗号資産担保型のステーブルコインです。暗号資産は価格が安定していない場合が多いため、ステーブルコインの価格を安定させるには工夫しなければなりません。過去には価格の維持に失敗した暗号資産担保型のステーブルコインも存在します。なお、2019年12月時点では、時価総額や取引量が比較的多いイーサリアム(ETH)を担保としたステーブルコインが、暗号資産担保型としてはもっとも普及しています。

例:
MakerDAOが開発・発行しているSAI(Single Collateral DAI)およびDAI(Multi Collateral DAI)が多く流通しています。

無担保型(アルゴリズム)

価格を安定させるのが非常に難しいといわれているのが、無担保型(アルゴリズム)のステーブルコインです。法定通貨や暗号資産といった担保を用意せずに、アルゴリズムによって価格の安定化を試みます。

その仕組みを端的に表現するとしたら、中央銀行の役割をアルゴリズムで表現したものだといえるでしょう。法定通貨の発行機関である中央銀行は通常、経済情勢などを考慮しながら市場で流通する通貨の需給バランスを調整しています。同様に無担保型のステーブルコインでは、市場の需給バランスに応じてコインを発行または焼却(使えないようにすること)することで、価格を安定化させるモデルが採用されているのです。なお、価格は多くの場合、ドルにペッグされています。

例:
Basisが注目されていましたが、2018年12月13日に規制環境の変化を理由にプロジェクトが中止されました。

以上のようにペッグ通貨(peg currency)は3種類に大別可能です。

そして、ペッグ通貨(peg currency)は既存のブロックチェーン上で発行されるのが一般的であり、コインの発行プラットフォームとしては、ビットコインやイーサリアム、EOS(イオス)など、様々な技術基盤が選択されています。

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