キャピタルコール (capital call)の意味と解説

キャピタルコール (capital call)の意味と解説

キャピタルコールは、ファンドに投資する時に使用する用語です。

ファンド設定時にコミットメント金額を全て拠出するのではなく、ファンドが「〇〇という投資先を発掘したから、追加でお金ください」「〇〇という案件で進捗があったから、追加でお金ください」というのが、キャピタルコールです。

キャピタルコール方式とも言います。

例えばコミットメント金額が10億円とすると、当初契約時に5億円をファンドに拠出し、その後は合計金額が10億円を超えない範囲で投資案件が出てきた際にその都度運用会社からキャピタルコールという形で追加拠出の依頼が来るという形になります。

キャピタルコールとは、Capital Call、「資本を呼ぶ」わけですから、要は「投資ファンドが投資の必要が生じたときに、追加でお金を入れてくれ」という意味です(笑)

「追加拠出」ですね。

難しく説明すると、流動性が低いファンド(プライベートエクイティやインフラファンドなど)において、ファンド組成時に投資対象を一括取得できない場合に、投資家が予め決められた期間内・出資上限の範囲内で、ファンドに対して段階的に資金提供を行うことです。

ファンドへの払込金額累計額の計算方法

 

①コミットメント額 10億円
②払込済金額 5億円   
③配当金再投資 1億円
④今回のキャピタルコール額 2億円    

①-②+③-④=コミットメント額残高になります。この場合、コミットメント額残高は4億円ですね。

キャピタルコールの払込金の内訳

通常は「ファンドの運営費用」「マネジメント費用」から構成されます。

キャピタルコールとコミットメント額

キャピタル・コール方式では、必要なときに必要な金額の出資を受けることができるので、ファンドに無駄な資金が滞留することはないです。ある意味、効率的ですね。

なお、投資ファンドの各投資家は、ファンドに対して出資する金額の上限をあらかじめ合意しておきます。

これが「コミットメント額」です。

この約束した金額(「コミットメント額」)のことを、「キャピタル・コミットメント」や「出資約束金額」とも言います。

なお、キャピタルコールは契約書(Limited Partnership Agreement)に取り決めされるので、きちんと熟読しましょう。

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