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参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

Recitals(リサイタルズ)の意味 英文契約書

2021年2月20日

Recitals(リサイタルズ)の意味 英文契約書

Recitals(リサイタルズ)は,英文契約書の前文のことです。

契約締結にあたっての背景やその事情、当該契約の位置づけ、当事者の目的等、その契約にとって重要な事項を記載する部分にあたります。

ちなみに、Recital自体の英単語の意味ですと、以下の5つの意味があります。

1.リサイタル、朗読、独奏会、独演会、独唱会

日本国民なら、誰もが知っているジャイアンのリサイタルのことですね、笑。

2.〔ピアノ・バレエ・ダンスなどの〕発表会◆プロの独奏会だけでなく、習い事などの発表会にもrecitalが用いられる。
・He performed at the piano recital. : 彼はピアノ発表会で演奏した。

3.暗唱、朗読(会)

4.〔法的文書の〕詳説、備考
・Defined terms in these recitals shall have the same meaning as in clause 1, Definitions. : 本備考の用語は、第1条の定義と同じ意味を有するものとする。

5.契約書前文 → これに該当します。

WHEREAS

「英文契約書の前文」には、Recitalsの他に、「whereas」、「now, therefore」、「witnesseth」など、英文契約書の結びの部分と同様伝統的なスタイルの用語が使われているのが良く見受けられます。

「whereas」は、契約を締結するに至る経緯や契約当事者についての説明等が書かれています。

そのため、「説明条項」などと言われますが、「whereas」それ自体を訳さない※こともあります。

※WHEREAS という言葉は本来「~なので」という意味ですが、通常翻訳する必要はありません。

これをWhereas Clause と呼ばれることもあります。

Whereas clause に記載された内容を premisesと呼びます。

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