Down Paymwent、Advance Payment、Depositの違い
Down Paymwent(ダウンペイメント)、Advance Payment(アドバンスペイメント)、Deposit(デポジット)の違い
英語では、Down Paymwent もしくは、Advance Payment、Advanced Payment、Payment in advanceと呼ばれます。
Down PaymwentとAdvance Paymentの違い、使い分け
Advance Paymentの場合は、
a)代金全額を前払いするケース、
b)代金の一部を前払いするケース
以上の2つ意味があります。
金融(ファイナンス)業界は、Advance Payment(アドバンスペイメント)
実務的に感じるのは、金融(ファイナンス)業界の世界から見た時には、Advance Paymentという表現が使われています。
例えばリース会社に対して、リース料1回分を前払いするケースは、Advance Payment、Payment in advanceと言います。日本語だと単に「リース料前払い」です。
またリース会社がサプライヤーに対して、リース開始前に物件代金の一部を支払う場合、日本語では「前渡金」(「ぜんときん」、もしくは、「まえわたしきん」)という表現を使いますが、その際に使う契約書のタイトルは「前渡金契約書」と呼ばれています。
リース会社が前渡金(Advance Payment)としてサプライヤーへ支払う場合は、L/C(Letter of Credit)を開設しないことが多いため、最低でも30%、通常は50%ほど要求されるのが通常です。厳しいサプライヤーですと、100%前払いを要求されます。
さすがにリース会社としても、リース実行前に100%前払いをするのは、社内承認取るのにハードルが上がるので、できれば避けたいと思っています。
物販や貿易では、Down Paymwent(ダウンペイメント)
一方、Down Paymwentは、物販や貿易の世界でよく使われます。
Down Paymwentは、だいたい30%前後を要求されることが多いです。
Deposit(デポジット)は預ける
契約締結時の代金支払債務の履行ではない金銭の交付は法的には、
1.手付金:売主に一旦預けて、売買代金を全額支払う際に、売主から返還してもらうもの。(代金の一部の支払いではない)
英語では、Deposit(デポジット)になります。
2.内金:代金債務の一部前払い(代金の一部の支払い)
Advance PaymentもDown Paymwentも「内金」に該当します。
となります。
英語で書いた方が分かりやすいですね。
フィリピンでのリースでは、「Gurantee Deposit」(ギャランティデポジット)という方式があります。「Deposit」と書いてありますが、実際はAdvance Paymentと同じ意味で、前払いした分を元本から差し引きます。少しトリッキーなので、ご注意ください。
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